買って長らく放置していたToonKitの使い方が少し分かってきたので、試しに以前購入した教室の3Dモデルをイラスト調にレンダリングしてみました。
使用した素材とアドオン
3Dモデル:【3D背景】高校 教室 - 素材屋ぴよも - BOOTH
Blenderアドオン:Toonkit for Cycles - Blender Market
Toonkitのシェーディングは、自分でもToonkitの使い方の記事を書きましたが、今回は以下で紹介されているノードの組み方をそのまま真似させていただきました。
Blenderでアニメ調にレンダリングする方法①~"Toon Kit"を使って、アニメ風の作品を作ろう!~
この3Dモデルはもともと貼られているテクスチャのおかげでイラスト風なのですが、Cyclesでレンダリングするとかなりリアルめになります。なので全てのマテリアルのノードを上記のものに組み替えてみました。マテリアル数は結構ありましたが、部分的に選択してコピペ、1か所繋ぎ直すだけだったので、あまり時間はかかりませんでした。
今回はノード上では色は指定せず元々の白黒の設定のまま、画面の色味はワールドのAmbient Lightと、スポットライトのToonKit Light Settingの色で変えています。
レンダリングした画像集
まずそのままのシェーディングでCyclesでレンダリングしたもの。窓ガラスは削除してHDRIでライティングしているだけなので暗いです…。テクスチャはイラストチックでもしっかりリアル。
これをToonKitを使用してレンダリングすると…
ばっちりシンプルなイラスト調になりました!
レンダリングプロパティのLineArtをオフにしていたので線画無しです。アニメ塗りイラストの背景に使えそう。机の脚などはテクスチャ自体に影が付いているのでベタ塗りにはなりませんでしたが、これはこれで。
次はLineArtをオンにして線画を出力。
背景というよりしっかり動かせそうなイラストになりましたね。
手軽に色々出来てとっても楽しいです!
ToonKitは安いアドオンではありませんが、こういったイラスト風に出力したい時にはとっても手軽で便利なのでおすすめです~。