(2022.07.28 エラー情報と修正方法を追記)
BlenderMarketで販売中の「Extra Lights」は、60以上のライトのプリセットを追加できるアドオン。
アドオン情報
Extra Lights - Photometric Lighting for Blender - Blender Market
値段は$16(2022年7月現在)。ただしEevee未対応なので注意。
→ページ上にこういう記載が。DeepLで翻訳。
すべてのライトはEeveeで使用できますが、Cyclesで使用する方が便利です。Eeveeはまだノードを使用できないので、ルーメン、色温度、スポット角の値は作成時にしか調整できず、IESテクスチャは適用されません。
使用方法
インストールすると、ライトのプリセットに種類が追加されます。Cyclesでの使用を推奨。
言語設定が英語以外だとエラーが出る
私はBlender3.1、Cyclesで使用したのですが、ライトの名称の語尾にIESと付くものを追加すると、エラーが出て正しく表示されませんでした。調べても同じようなエラーが出ている情報は見つけられず、私の環境に問題があるだけな気がしますが…。
原因が分かりました。単にBlenderの言語設定が日本語であることが問題だったようです。設定を英語に変更したらエラーは出ず、普通に使用することが出来ました!
日本語設定のまま使う方法
日本語環境化のままでも使用する方法として、手動での修正方法は残しておきます。
日本語設定環境でIESのものを選択すると、こういう文章のエラーが…(*****はユーザー名)
Python: Traceback (most recent call last):
File "C:\Users\*****\AppData\Roaming\Blender Foundation\Blender\3.1\scripts\addons\extra_lights\light_classes.py", line 560, in execute
data.node_tree.links.new(lumensNode.outputs[0], nodes["Light Output"].inputs[0])
KeyError: 'bpy_prop_collection[key]: key "Light Output" not found'location: <unknown location>:-1
シェーダーを開いてみると、実際は以下のようにノードが組まれているはずのところ…
以下の右図のようにライト出力が放射と繋がっていて、IESテクスチャーのノードが無く、IES Lumens ConverterのLumensの値もライトの名称と追加時に出てくる項目(右図)とは違うものに。他のIESライトを追加した場合も同じ値でした。
自力で修正する方法は以下の通り。
追加>テクスチャ>IESテクスチャでノードを追加したあと、「内部」が選択された状態でその下のフォームをクリックすると、本来出てくるべきテクスチャが選択肢に出てきたので選択。
更にES Lumens Converterを本来設定されているはずの値に修正し、繋ぎ直します。
手間ですが、これでなんとか本来の設定になりました。
どういうライトなのかは名称で判断するしかないので、こうやって手作業をしなくてはいけないとなると正直使うのもちょっと億劫ですね…。
日本語設定の人の場合手間はかかってしまいますが、それでもライトの設定をいちいち作るのが面倒だなという人はいかがでしょうか。