Blender Marketで販売中のBlenderアドオン「Mangaka!」を紹介します。
こちらはレンダリングした画像をトーンを貼った漫画イラスト調に変換するアドオンで、シェーダーではなくコンポジターを使用するタイプのものです。
販売ページ
価格:$5(2022年7月25日現在) ver2.9~3.0対応
特徴と使い方
前述の通りコンポジターを使用して変換するもので、レンダリングした画像を加工するようなイメージです。
このためまずレンダリングをする必要があり、シェーダーを使用した時のようにプレビューを確認しながらモデルやカメラを調整したりということは出来ません。
3.0でレンダリング時間はだいぶ短縮されましたし、「サンプリング16+デノイズで十分」とのことですが、仮に漫画原稿に使用するつもりなら大き目の画像になると思うので、ある程度は時間が必要になりそうです。
初期にはありませんでしたが、現在のバージョンではトーンの線数・画像も指定できるようになりました。これなら原稿にも使用できそうです。
使い方ですが、ページ内にあるチュートリアル動画を見るのが一番だと思います。説明は全て英語となっていますが、英語が分からなくてもある程度は理解できるかと。
ごく基本的な部分を書き出しておくと、
という手順です。
私は初期に試しに買ったまま放置していたのですが、後ほど画像を使って簡単に説明出来たらと思います。
なお、シェーダーでこういったイラスト調に変換したい場合は「ToonKit」というアドオンがあります。
正直クリスタEXをお持ちの方は、LT変換で出力した方が早くて簡単だとは思います。しかし自分でモデリングが出来て出力具合も細かく調整したい方には、今後の可能性に期待ができるアドオンではないでしょうか。