Daz SHOP の Places and Things（背景セットや物）カテゴリーを見ると、お値段は激安だけどサムネやレンダリングサンプルが古臭くて今はもう使えそうにない…と思えるようなアイテムが色々ありますよね。
しかしそれらの画像の大半は、以前のレンダリングエンジンである3Delightでレンダリングしたもの。今現在のDazデフォルトのエンジンであるIrayでレンダリングすれば、改造をしなくてもそれなりにリアルに出力出来るものも多いのです。
設定されているテクスチャや質感によっては微妙になる可能性もありますが、それでもテクスチャやシェーディングを変更すれば十分なものに出来るでしょう。元々の造形さえ良ければ良し！
ということで、いくつか関連情報やおすすめアイテムを掲載しておきます。
商品を値段が安い順で見る
Places and Things へのリンクはこちら。ついでに値段が安い順の表示にしています。
規模の大きめな背景セットや造形は良さげな車などがたった数ドルで売られていたりしますね。Daz+会員なら$1を切ることさえあります。
最新のIray用に作られたアイテムを購入するのが一番手間無く綺麗に出来るとは思いますが、それらと比べてずっと安く手に入るなら、候補として入れないのは勿体無いです。お試しで一つ購入してみるにも決して高くはないでしょう。
テクスチャの変更方法（外部ページ紹介）
Irayでレンダリングしても質感がいまいち…な場合は、少し手間はかかりますが、諦めずにシェーダーやテクスチャを変更してみましょう。以下のページが詳しいです。
DAZのテクスチャ変更方法 textureフォルダはどこ？ (poseroboegaki.com)
Shadersカテゴリーに色々な質感のテクスチャ・シェーダーセットが販売されているので、そういったものを適用してみるのも幅が広がって良いですね。
購入時気を付けたいこと
古いアイテムを購入する際に気を付けたいことをいくつか。
別売り商品が必要か確認する
安いアイテムの中にはAddon（アドオン）＝他のアイテムに追加して使用するという、別売りアイテムが必須な商品もあるので注意してください。
商品ページ右上に「Required Products」の項目があるものは、別売りアイテムが必須となります。
横に必要な商品のリンクが並んでいますので、欲しい方は確認してみましょう。
また、ページの下の方にある「What's Included and Features」に同梱されているアイテムの一覧が掲載されているので、不安な方はそこもチェック。
古い商品を選ぶ時のポイント
シェーディングの変更に慣れていない方やテクスチャ編集が不得意な方は、古いアイテムを選ぶ時は、テクスチャの全面差し替えだけで大丈夫そうか？という点を考慮してみましょう。
図柄があったり凹凸がテクスチャで表現されていそうなものは、単純にテクスチャを差し替えたり、シェーダーのプリセットで手軽に変えるというのが出来ず、使い物にならない可能性もあります。
部屋アイテムはライティングに注意
これは古いアイテムに限りませんが、部屋など天井と壁があるものは、ライティングの設定で結構手間がかかる可能性があります。
ライトのプリセットが付属されていないものが多いと思うので、IBLを設定していても天井・壁に遮られていると室内に光が入って来ず、そのままでは真っ暗に…。
天井や壁を非表示にして対応すれば手軽ですが、そうもいかない時はライトの設置・設定が必要となりますので、苦手な方はお気をつけて。
今でもおすすめ出来るアイテム
堂々おすすめしてきましたが、恐縮ながら自分で購入・確認済みのアイテムはまだ２つだけ…。良さそうなのは色々ありますが、実際良かったものだけを紹介するということで。
下の方は2020版もありますが、家具の色が赤くなっていて個人的には古い方が好みでした。過去版付属の回転ドアもありませんし。
さてこれがIrayだとどのくらい綺麗になるのか？と画像を貼って紹介したかったのですが、ライト設定のおかげでレンダリング時間がとても長く後回しにしてしまったため、まだ出来ていないのでした…。サンプルビューでも結構待ってもノイズが凄くて…。後ほど時間が取れた時に追記して貼るつもりですのでご了承下さい。
また他にも狙っているものがいくつかあるので、それも確認してあわせて紹介出来たらなと思います。
