物覚え雑記帳

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(作業雑記)3D ローションボトルの作り直しとコンドーム作成+追記

 

クリスタに一年前から出していた3Dのローションボトルの作り直しと、同じく3Dの箱入りコンドームの作成をしました。以下誰が読むの?な苦悩の長い作業雑記。追記しました。

 

 

ローションボトル

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ローションボトルはフタ部分に不満があったのでちょこっと手直ししよう、と思ってデータを引っ張り出してきたらかなり酷い作り(重複点多いわ法線の向きがめちゃくちゃだわ…)で結局ほぼ作り直しました。モデルは〇ペでネットで見かけた寸法と目測で作成したんですが、改めて写真と比べたら結構違った…のでサイズやパーツの位置なんかも修正。注ぎ口も前回作成後に中央じゃない事に気づき、疲れて無視していたので、それも修正。

更に注ぎ口パーツ側の開け口の凹みも作成。ただこれが意外に困難でした。既に内側は空洞の壁の厚みのある作りにしてしまっていた為、押し込みもブーリアンも上手くいかず、何度か作り方を変えて試行錯誤の上、結局一度内側の面を削除して押し込みで凹ませて内側も作り直し。こういう無駄なあがきをしがちなんですよね…。最終的な作り方自体は単純なのに、試行錯誤でかなりの時間を費やしてしまいました。

更に問題だったのがフタの連結部分のパーツ。左右にも突起のような繋がりがあり、フタを回転させて開ける時に回転軸の位置がぞれぞれ違うため、必ずどちらかがズレてしまう。これを解決するにはフタにボーンを仕込むしかないと思い、ボーンの仕込みに初挑戦して一応なんとか出来た!…のですが、これをクリスタに持ち込むとボーンが入った部分しか表示されず、解決策をちょっとググっても見当たらなかったため、早々に諦めました…。どうも1つのオブジェクトに統合しないと駄目な上(これはやった)、ボーンの仕込み方にもちょっと工夫がいるっぽくて(というかウェイトがどこにも割り当てられてない部分が表示されないぽい?)、今の知識じゃまた調べて挑戦して…で時間がかかってしまいそうだったので。頑張ったのに残念ですが、ボーンの勉強にはなったので良いでしょう…。

で、解決策は単純に連結パーツをフタを閉じた時と開けた時で2つ作り、レイアウトプリセットに開けた形と閉じた形を登録。自由に開けるんじゃなくて固定でどちらか使ってね(開き具合を調整したい場合は手で修正してね)という投げやりな形になりました…。惜しいところまでいったので悔しいですが、まあ実際の使い方を考えればそこまでやる必要もないかなということで。

 

箱入りコンドーム

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これは友達に「漫画を描いてて3Dモデルがあったらと思ったものは?」と聞いた回答から作成。箱+簡単な個包装ならサクッと出来るだろうと思ったのに、これまた見込みが甘くて大幅に時間がかかってしまいました。

まず寸法を調べて色んな商品がある中で人気の物の中間サイズを定め、箱の構造を調べ、フタを開けるためにパーツを分割して作り…。箱はそれほど難しくないはずが、完成図から適当に組んでしまったらパーツがついてる部分が間違ってたり、更に寸法が細かくて変な頂点消しちゃったりずらしちゃったりと細かいミス連発で…これは私が馬鹿なだけ…。

個包装の方はクロス演算の縫合でいけるかなと思ったんですが、PCの調子が悪いのか何故か演算をやるとフリーズの上強制終了を繰り返してしまいサクッと断念。本当はそれで透明のパッケージにしたかったものの、クリスタで半透明に設定したら中のオブジェの輪郭線って出なかった気がして、それじゃあんまり頑張る意味も無さそうだったので。凹凸の影がなんとなく出ればあとは透明パケにしたい人には加筆してもらえば良いよね…と自分を納得させました。でもPCの調子が良い時に再挑戦してみたい。

演算を諦めて取ったのは、トーラスから法線を伸ばして四辺に整えて面を細分化してスカルプトで凹凸を付けるという方法。凹凸は面の分割数の問題もあってあんまり上手くできなかったけど、試しにクリスタに持っていってLT変換したら納得出来るトーンワークになったので良しとしました。

さてこれを箱の中に入れるわけですが、12個入りだと大体6連で2つ横並びみたいで、使用済みの表現の為に上1段は作り込んだものを左右一つずつ、2段目も作り込んだものを、3段目以降はいらなければ非表示にして間引けば良いのでローポリのハリボテに。

しかしここからまた馬鹿なことをしてしまいました…。最初上下で連結をさせようとモデルの端を延長して凄く適当にカーブさせるように繋げたあと再分割(ここでもう両端のマージンが狂いまくり)…したのに、きちっと並んでいては不自然なのでと、セットアップ時に各段を前後左右と回転でずらしたので、もう繋げた意味全く無し!むしろ両端がめちゃくちゃになっただけという無駄っぷりに…。どうせ箱内の両端は見えないし、もう直す気力もなかったのでそのままにしちゃいました。詰めが甘くて申し訳ない…。また気が向いたら直してバージョンアップしたいです。

実は底が開くタイプの箱も作ってあるので、それは今夜にでも別にアップする予定。中身がまだ出来てないのでまたどういうセットアップにしようか悩みそうですが。

 

モデリングって見た目のシンプルさと作る難しさは必ずしも比例しないんだなってあらためて実感しました。最初から最適な作り方と最短手順が分かっていれば何時間も短縮できるけど、それが出来たら苦労しませんね…。学んで覚えていくしかなさそうです。

 

追記

作成し終えたあとにやっと気づく、「個包装のゴムの凹凸部分、小さくね?」

…ということで早速ですが両方修正の上アップデートしました。実際のところはゴムの標準直径34mmのトーラスで作成してあり、ゴムサイズの誤差はほぼ無かったんですが、これが凹凸の一番高い部分は34mm以下にあたる+四辺の綴じ部分が狭く袋内の余白が多くなっていた+影の出かたのおかげでやけに小さい印象になっていたんですね。いやなんでアップした翌日まで気づかないんだよ…。一度意識すると気になって仕方なくなるわけで、急いでゴム部分を作り直したというわけです。ただ上で言っていた横開き版のハリボテの繋がり部分は面倒くさくて目つむっちゃいました。後悔しそうですね。

その代わりにちょっと心残りだった底開き版の上面ラベルを作成。横開きは使い方的に見えないので良いんですが、こちらはモロ見える範囲なので無地だと流石に気になるなあと。あんまり既存のものを真似るのも問題ですし、一応のモデルを決めてざっくりとシンプルに作りました。テクスチャなので要らない場合は手軽に消去できます。

更にLT変換した画像の詰め合わせも作成してアップ。これはPRO版でLT変換が無い人、3Dの操作が苦手で避けている人、今回は特に陰影の出し方が難しいので手間をかけたく無い人、たった1コマに数百cp数十円を出す気がしない人向けに出してみました。あんまり数を多くしちゃうと3D買ってくれた方にも申し訳ないので控えめに5カットで。…が、現状予想より全然DLされてないですね…なんなら3Dより多くいくと思ってたんですが。やっぱり需要を予想するのは難しいです。

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