「【ClipStudio】で漫画を描き始める人におすすめする厳選素材」の作者ごと紹介でもおすすめさせていただいていますが、苺あんここ様の素材が配布数が多いので、素材選びの助けになればと思い、勝手に分類分けしてまとめさせていただきました。似た名称のものも多いので、ちょっとした紹介文付き。
(2023.02.10 新着の「ありえん凄みのある黒カケペン」を追加)
全て有償でものによっては数百円相当ですが、どんな漫画にも合うような汎用性の高い素材ばかりです。特にアナログからの転向の方には相性が良さそうですし、クリスタで漫画描き始めたばかりの方も、思いきって揃えてしまった方が他の素材を探し回らなくて済みそう。
【トーン(画像)】
カケアミや砂目トーンをベタや網点トーンの代わりにすると画面の華やかさが増します。特に縮小必須のWEB漫画は網点トーンだとモアレがちな上簡素に見えてしまうので、これらに置き換えるだけで結構印象が変わると思います。
カケアミ
ありえん深みのあるカケアミ(300G)
ベーシックなシームレスのカケアミトーン。カケアミの大きさがSMLの3サイズあり、それぞれ濃度違いが複数用意されているので、どんな漫画でもどれかしらしっくり合うはず。意外にあまり配布されていませんし、この素材一つだけで多く長く役立ってくれるはず。
ありえん深みのあるカケグラデ(500G)
上の深みカケアミのグラデ版で4カケのグラデーションのトーン素材。同じくSMLの3サイズと濃度違いのバリエーションがあります。
カケアミグラデは一応公式からも無料配布されていますが、細かくカケが目立ちにくい印象なので、WEBの縮小漫画などは特にこちらの方がおすすめです。
DL数を見るにクリスタASSETとしては比較的お値段が張るので気が引けてしまう人も多いのかもしれませんが、ワンコインで汎用性が高い素材が手に入ると思えば安いものですし、買って損は無いと思いますよ!
ありえん重みのあるカケグラデ(500G)
こちらは上のものよりグラデの始まりが暗い版。上と合わせて買っておくと良し。
ノイズ
ありえん深みのあるノイズ(100G)
ありえん深みのあるノイズグラデ(300G)
上は「やや質の悪いコピー機を通したような、あるいは砂消しゴムをかけたような飛び潰れ感」(引用)の出るノイズテクスチャトーン。漫画には勿論、カラー絵の仕上げにオーバーレイなどで薄く乗せて使うのもおすすめ。下はそのグラデ版。カケ以外のほどよい主張のグラデが増えて嬉しいですね!布地にも良さそう。
砂目
ありえん深みのある砂目(300G)
ありえん深みのある砂目グラデ(500G)
ありえん重みのある砂目グラデ(500G)
シームレスの砂目とそのグラデ版2種。「サイズ違いのノイズを混ぜて割ったような大小入り乱れる粒子感」。粒子のサイズ違いもあってお得。こちらもイラストの仕上げにも使えそうです。
万線
ありえん深みのある万線(300G)
万線と手書きのハッチングの間のようなトーン。「手書き斜線トーンを背景の影部分に網点の代わりに載せると描き込んだように見える上アナログ感が出て良い」とよく聞くので、これを使ってみるのも良さそう。
柄モノ
ありえん深みのあるバスケ(500G)
微かに手書き感のある、うろこ・鮫小紋・ランダムドット・荒め点描なトーン。
ごまかしカケアミライン(100G)
ごまかしカケアミドット(100G)
ごまかしカケアミタイル(100G)
ひし形パターン(10G/10cp)
ちょっとしたコマの背景埋めや衣服の柄などに使えるトーン素材。
【デコレーションブラシ】
ベタ系
修羅場用かすれベタ消し(20G/20cp)
ベタ部分に描写するだけで手で塗ったようなカスレを出せるブラシ。手書き感と情報量増しに。
ありえん深みのあるベタペン(40G/40cp)
下にある深みハッチに似ていますが、より濃くラフめ。
ありえん凄みのあるベタペン(40G/40cp)
若干筆のようなおどろおどろしい感じや炎の描写のようなタイプ。
ありえん重みのあるベタペン(40G/40cp)
こちらはもっとシャープで速度も感じられるようなタイプ。
ハッチング
ありえん深みのあるハッチペン(40G/40cp)
筆圧で密度が変わるハッチングブラシ。縦の線がペンの描写方向に並列するタイプ。手軽に手書きで描き込んだような描写が出来ます。
ありえん凄みのあるハッチペン(100G)
ありえん重みのあるハッチペン(100G)
上は平行で整ったものも有り、下は縦横のバリエーションがあるタイプ。
ガーゼ
ありえん深みのあるガーゼペン(60G/60cp)
ありえん重みのあるガーゼペン(60G/60cp)
「深み」の方が濃いめのカケアミっぽく、「重み」の方がガーゼ感が強い(点描っぽい)です。
カケアミ・砂
ありえん深みのある1カケペン(60G/600cp)
ありえん重みのある1カケペン(60G/600cp)
「深み」が手書き感があり、「重み」が入り抜きのある線。
ありえん深みのある白カケペン(500G)
ありえん重みのある白カケペン(500G)
「重み」が「深み」より濃いめでぐりぐり描写するとベタにもなるという違い。描写が均一なものの他ランダムなものもあり、雰囲気トーンみたいな描写も簡単に出来ちゃう優れもの。
ありえん凄みのある黒カケペン(500G)
「重みのある白カケペン」が(同じ場所でグリグリ重ねない限り)グレーっぽく薄めに見えるのに対し、こちらはしっかり黒く濃いカケアミが描写出来るペン。「重みのある白カケペン」とサンプルを比較すると分かりやすいです。
ありえん深みのある砂目ペン(500G)
上2つの砂目バージョン。
修羅場用すべカケペン(20G/20cp)
修羅場用すべザラペン(20G/20cp)
ベーシックなカケアミ&砂消しっぽいトーン削り(塗り)が出来ちゃうブラシ。網点の端っこをこれで削るだけで手間をかけた感じに。
背景補助
修羅場用平行ぽいペン(100G)
フリーハンドでまっすぐな平行した2本線が描けるブラシ。アナログ感のある筆跡で筆圧にも対応。
修羅場用背景ぽいペン(60G/60cp)
均等な平行線が描けるブラシ。説明が難しいですがサンプルを見れば凄さが分かるはず。
修羅場用うめたてペン(60G/60cp)
流線ツールのアレンジブラシで、ランダムな長さ・感覚の細い線が一気に引けます。背景描き込みだけでなく効果線(流線・放射線)にも。
その他柄
修羅場用ドットグラデペン(100G)
モノクロレイヤーに描写することでポップな水玉グラデ(フラットも有り)が塗れるブラシ。