物覚え雑記帳

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【ClipStudio】流線ツールが簡単に使いこなせる!「準プリセットな流線ツールセット」

 

クリスタの漫画流線(スピード線)ツールはなかなかとっつきにくいですよね。

そこで、初心者でもなるべく使いやすくなるよう、流線(スピード線)ツールの基本的な種類を取り揃えたセットをクリスタASSETSで配布しています。

以下、素材ページに記載している内容を転記して解説します。

 

 

 

流線ツールの種類

流線ツールでは、以下の3タイプが作れます。

  • 線の両端が同じ太さのもの
  • 線の片端が細く消え入るもの(入り抜き)
  • 線の両端が細く消え入るもの(入り抜き)

 

またツールの形状として、ペン型、直線(折れ線)・曲線型があります。

 

上の素材集には、以下の4種が入っています。

  • ドラッグした範囲(幅)に、入り抜き無しの流線が描画されるもの(直線ツール型)
  • ドラッグした軌道を起点に、流線が描画されるもの(直線ツール型)
  • 線を引いた軌道を終点に、流線が描画されるもの(曲線ツール型、ペン型)
  • ドラッグした範囲(幅)に、両端が入り抜きの流線が描画されるもの(ペン型)

更にそれぞれ線が薄め・濃いめ・均等の3種を用意しています。

 

これらのツールは、使用する都度ツールプロパティに表示してある設定項目を調整して使うのがおすすめです。

ツールプロパティパレットには、主に使う設定項目に絞って表示させているので、機能をいまいち把握できていない方でも、調整がしやすいかと思います。いじりすぎて分からなくなった時はリセットすればOK!

 

具体的な設定や使い方は以下の画像の通りです。この画像は素材にも同梱しています。分からなくなった時は、貼り付けボタンでキャンバスに一時的に貼り付けて読んでください。

 

両端まで線が伸びるもの

直線型のツールで、線を引いた範囲(幅)に流線が引かれます。

線の角度はツールプロパティの「角度」で設定出来ます。垂直方向の線を引きたい場合は「角度」を90に設定し、横方向にドラッグします。水平方向の線を引きたい場合は「角度」を0に設定し、縦方向にドラッグします。

範囲選択してから使用すれば、選択範囲外はマスクがかかって非表示になります。

初期設定では「コマ外まで延長」にチェックが入っているため、「長さ」の設定は実質無効になっています。チェックを外せば設定した「長さ」の線が引かれます。

 

片側が消え入るもの

「下付き流線」も初期設定では「コマ外まで延長」がオンになっています。チェックを外せば「長さ」の値が反映されます。

「上付き流線」は直線タイプですが、ツールプロパティ詳細から曲線タイプにも変更出来ます。

 

両端が消え入るもの

ペン型のツールで、引いた線を中点に、上下に入り抜きのある線が描画出来ます。

画像に書き忘れましたが、この入抜流線ペンも他のツールと同じように、「角度」で線の方向を変更することができます。

 

流線の調整方法

前述の通り、どのツールもドラッグした範囲(幅)に流線が描画されます。直線ツール型の場合、ドラッグ後ダブルクリックかENTERキーで確定します。

  • 角度:線の方向
  • 長さ:流線の長さ/「コマ外まで延長」にチェック時は無効
  • ブラシサイズ:線の太さ
  • 線の間隔:線と線の間隔
  • まとまり:何本ごとに隙間を入れるか
  • 隙間:何本分の隙間を作るか

 

ついでに流線ツールについての公式リファレンスへのリンクも貼っておきます。

流線・集中線【PRO/EX】CLIP STUDIO PAINT ユーザーガイド | 公式マニュアル

 

★線をアナログっぽくする方法

流線ツールはデフォルト状態でグレスケレイヤーだと滑らかな線・モノクロレイヤーだと抜きが少しがたついた線になります。

これをアナログっぽくするには、ブラシ形状にGペンなどの形状を適用するという方法があります。↓参考

 

☆類似のベタ起こし流線

類似素材の「密流線ツールセット」もあります。

assets.clip-studio.com

ベタから起きているような設定のものです。よろしければ合わせてどうぞ。

 

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