物覚え雑記帳

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【Blender】「Extreme Pbr Nexus」2000以上の膨大なマテリアルアドオン

 

Blender Marketで販売中の「Extreme PBR Nexus」は、約2000種類のマテリアルセットのアドオン。最小で1/2k、最大で8kのマテリアルがあり、DL時にお好みのサイズのものを選べます。マテリアルの設定もアドオンのタブから細かく編集することが可能で、ノードが苦手な方でも多少感覚的に調整することが出来るかと思います。

価格は$89(→セール$66.75)とかなり値が張りますが、これだけのマテリアルが手に入ると思えば安かもしれません。なお、ユーザー管理の為か公式サイトへの無料登録が必要になります。

 

今までに2回名称と仕様が変更になったようで、私はひとつ前の時にセール価格で手に入れておりそのままにしていたのですが、この度他のマテリアルアドオンの購入を検討する為にアップデートしてみることにしました。旧版からマテリアルは丸々差し替えになるので(一新されているのかは不明ですが)、同じように放置していた方は是非。

 

 

 

マテリアルの内容

マテリアルの具体的な内容が公式などでも見つけられなかったので、マテリアルのカテゴリーを掲載しておきます。購入を迷っている方の参考になりますように。

英語でぱっと見分かりにくいですが、ブロックや地面、タイルや木の床などの素材が大半です。フリー素材でも沢山あるような系統が多いですが、それでもいちいちイメージするものを探し集めるのは大変なので、とても有用だと思います。

ただ、作るものによってはあんまり役立たないということもあると思うので、このリストをよく見て検討しましょう。

 

ダウンロードとインストール手順

Nexusは他のアドオンよりもインストールに手間がかかるので、覚えている限りで手順をメモしておこうと思います。とはいえ、画面が英語なだけで躓くことはあまりないかと思いますが…。意外に解説している人がいなかったので、ちょっとでも誰かの足しになればと思い。ただ、記事を書くつもりなく作業してしまったため、かなりうろ覚えなのを思い出して書くので、残念ながらスクショはありませんし不十分なところだけでなく、記憶違いもあるかもしれません…すみません。

 

blendermarket.com

 

まず、もしかしたら不具合が出るかも分からないので、言語設定を日本語にしている方は一度英語に戻しておきましょう。私は英語にしてあったので、念のためです。

 

DLとzipのインストール

ダウンロードページから「extreme_pbr.zip」をダウンロードして、通常と同じようにアドオン画面でインストールします。

 

アカウントの登録

Step1でregister、登録作業と情報の入力・ログインが必要になります。一旦webブラウザを開き、「Readme - Extreme PBR Nexus.pdf」をクリック。インストール手順のガイドページへのリンクと、アカウントページへのリンク、製品の登録方法のリンクが載っています。

 

まずアカウントの取得が必要なので、2つめのアカウントのページに飛んで、メールアドレスとパスワードを入力して登録してください。

 

次にインストールガイドのページを開きます。スクショ付きで手順が掲載されているので大丈夫だと思いますが、簡単に書いておくと、BlenderMarketのオーダーIDをコピーして、ページ内に掲載されているRegister Productページに飛び、「BlenderMarket」「Extreme PBR Nexus」を選択、オーダーIDとメールアドレスを入力して「Get License」をクリック。 

 

すると「License Code」が表示されるので、それをコピーして、Blenderの画面に戻ります。

 

ライセンス情報の入力

アカウント登録の際に入力したメール、パスワード、そしてコピーした「License Code」を貼り付けて認証してください。認証出来るとStep2に進みます。

 

ライブラリパスの設定

Step2ではライブラリーを保存しておくフォルダを設定します。確か既にライブラリーがある場合の設定も出ていますが、ここはNexus以前版を持っている人も無視で良いはず…。

 

ライブラリーのDL

Step3がライブラリーのDLだった、かな…?すみません何か飛んでいたら…。でも難しいことは無かったはずなので。

 

ライブラリーのDLですが、画像のサイズが1k、2k、4k、8k、Allが選べます。Allだと200Gくらいあるようなのでお気をつけて!お好きなサイズをクリックしてください。私はあまり高画質なものは作らなそうなので、とりあえず2kにしておきました。

 

複数選択は出来ず、説明が「Download all files up to the maximum size of ■k」なので、選んだもの以下のサイズ全てがDLされるのかと思ったのですが、どうも2kなら2kのものだけDLされるようです。簡易的なもの用と高画質が必要な場合で使い分けたいのであれば、一度DLが完了後、再度別の画質を選んでDLする必要があります(多分)。

 

画質を選ぶと「INSTALLER INFO」のダイアログが出てくるので、Yes→OKをクリック。ダウンロードが始まります。

 

時間がかかりますが、DLが終了したら完了!

 

DLが中断したり落ちた場合…

2kでも凄く時間がかかりまして、しかも途中でBlenderが強制終了してしまいました…。

しかしそういう時は慌てずに、「Updates」の「Update Library」からDLしようとしていたサイズをクリック→Yes→OKで、再度DLをしましょう

タスクバーなどは0から開始していて絶望的な気持ちになりましたが、ファイルは残っていますし競合の確認なども出ないので、自動でファイルの有無のチェックをして足りないものを追加DLしてくれているのかな?と思います。

 

DL途中でもある程度溜まれば使えるよ!

DLまではBlenderは閉じることも他の作業をすることも出来ませんが、Blenderは複数起動することが出来るので、ある程度ファイルがDLされていれば別起動したBlenderから既にアドオンを使用することも可能です。(PCスペックと相談してね!)

 

アドオンのタブはサイドバーに生成されます。DLされていないものはサムネが「?」になります。これで進捗状況も分かりますね。(リアルタイムで更新はされないようですが、再度起動すると使えるのが増えていたりする。)

 

基本的な使い方

使い方は私自身まだ全然把握しきれていないので、基本的な操作だけざっと書き出しておきます。

 

↓タブのスクショです。

 

タブ一番上の「Extreme PBR Library」が選択された状態で、その下のタブ(初期は「Shader Maker」)をクリックすると、マテリアルのカテゴリが選べます。

ちなみに言語設定が日本語だと、数個だけ日本語化されます。全部なってくれ…。

 

カテゴリをクリックすると、マテリアルが選べます。↓のBricks(レンガ)はクラシックだけでこの多さですが、少ないものは1,2個だけというのも。

 

好きなマテリアルをクリックしたあと、サムネ下の画像サイズ(■k)を選択。DLしていないものが選ばれているとinfoが出て当然ですが使えません。

次に、アクティブオブジェクトにマテリアルが設定されていなければ「Add New」を、されている場合は真ん中の矢印のアイコンをクリック。

するとアクティブオブジェクトにマテリアルが設定されます。

 

「Material Editor」をクリックすると、このようにマテリアルの詳細が調整出来るパラメーターが表示されます。

 

UVマッピングを修正したい場合は、その上の「Mapping」をクリック。以下のミニウィンドウが表示されます。

オブジェクトモードにしている場合はオブジェクト全面、エディットモードにしている場合は選択している面だけが編集されます。

 

これだけでも十分使えますが、まだまだ多くの機能があるのでマスターしたいですね!ベイク機能も便利そう。

 

Blenderをアップデートした場合

Blenderを3.2にアップデートしたら、Extreme Pbr Nexusを使用しようとしてもエラーが出て機能の殆どが使えなくなってしまいました。どうやらBlenderはバージョンごとに上書きされず個別にインストールされる仕様のため、アカウントが前バージョンのものに紐づけされたままだったからのようです。

解決するには、公式サイトのアカウントのページに飛んで、「Extreme Addons License」をクリック、「RESET DEVICE」のリンクをクリックして一度デバイスの紐づけをオフにします。そして再度最新のBlenderでアカウントをログインし直せばOK。

私は最初原因が分からず一旦アンインストールしてしまいましたが、データが保存されたフォルダはそのままにしてあったので、最初にインストールした際の手順で無事出来ました。

 

 

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