私はクリスタの色塗り用ブラシは定期的に調整や入れ替えを行っていて、先日もまた見直し・整理をしたので、覚え書きを兼ねてここにまとめておきたいと思います。筆跡画像もまとめました。
癖が少なく、色の塗り重ねが綺麗に出来る汎用的なものを選んでいます。初心者にもおすすめ。
なお、一色ごとにレイヤーを分けて塗るスタイルなので、同一のレイヤー上で混色する場合だとまた使い勝手が違うかもしれません。
おすすめブラシの筆跡一覧
ブラシのDLリンクの前に、筆跡を並べた画像を貼っておきます。
※設定を一部変えているブラシもあります。変更内容はリンクの下部に記載してあります。
私と同じようにベースカラーとは別レイヤーで色を重ねて、なるべくムラなく塗りたい場合は、上の非混半透やお茶芽筆のような最大筆圧濃度が100%ではないブラシを使うのが良いと思います。色が薄付きな代わりに、色の境界に筆を重ねてフェードさせるのが比較的綺麗に出来ます。
筆圧対濃度が100~0%の幅があるブラシだと、例えば不透明度による濃淡をつけたい時、薄く塗ってから部分的に濃く重ねていこうとしても、筆圧のコントロールを慎重にしないと意図しない混色(透明度の混ざり)が発生して、影の範囲の形を整えるのが難しくなります。
最大濃度が100%以下のブラシであれば、不透明度の幅が狭くなるので、そういった混色も抑えられ、透明色で削る際も調整が利きやすいです。
以下は上記のブラシの紹介リンクです。
ベースの色塗り用(完全不透明)
ベタ塗り強弱
セット内のベタ塗り強弱。筆圧の強弱でサイズが大きく変わるので、サイズの変更が面倒な方におすすめ。
つや髪ハイライトペン
上と同じく筆圧でサイズが変わりやすく、もう少しシャープに塗れる。最近はこちらの方がお気に入り。消しゴムにもおすすめ。
ベタ塗り以外の濃淡用
非混半透(自作の混色無し・半透明のブラシ)
混色無しで半透明のブラシ。不透明度の影響元設定は、筆圧最小値50・筆圧設定カーブ無し(左下から右上への直線)。
平筆△筆水彩ver2
△筆水彩ver2を使用。ブラシ先端が△で塗りの端をシャープに出来るのがお気に入り。画像内の薄付きは、濃度を50に落としたものです。
hori質感平筆
質感平筆の紙質を削除して使用。
ほっぺぽんぽんブラシ
ブラシ先端画像が少し欠けた円なので、筆跡が絶妙に柔らかく、綺麗に馴染みます。
お茶芽筆
筆圧設定を調整、厚さを100にして使用。
色筆
ブラシ濃度のランダムのチェックを外して使用。
独特で使うのにコツがいる・塗り方を選びますが一応。
以上、参考になれば嬉しいです!