物覚え雑記帳

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手放せない本棚の中身と好きな画家の紹介

 

今週のお題「本棚の中身」

普段ははてなのお題はスルーしているんですが、この今週のお題を見てふと自分の本棚の中身を思い返し、ちょっと書き出しておきたいなと思う事があったので、乗っかってみることにしました。

 

私の本棚の半分くらいは、絵の教本と好きな画家の画集で埋まっています。

このブログではデジタル絵や3Dに関するトピックばかり乗せていますが、実はアナログの油絵、それも主にリアルめの人物画に長年強く心を惹かれてきました。

画集は大型でスペースも取るのでなかなか増やすことが出来ず、何冊か買い足しては何冊か手放すというのを今まで繰り返してきたのですが、それでも長年残り続けてきたり、これは手放せないなと思う画集も何冊かあります。

 

で、この機会に、その大好きな画集…の作品を描いた画家・イラストレーターたちから、何名か紹介してみることにしました。有名な方ばかりなのでご存じな方も多いと思いますが、もしひとつでも誰かの新しい出会いになれたら嬉しいです。

名前と、作品がいくつか見れるWikiなどのリンクも掲載していきます。

 

 

最初は、19世紀末~20世紀初頭の画家を3名まとめて。

 

ジョン・シンガー・サージェント(John Singer Sargent)

1856年1月12日生まれ、1925年4月14日没。アメリカの画家。油彩の肖像画や水彩の風景画など。

ja.wikipedia.org

artsandculture.google.com

 

アンデシュ・ソーン(Anders Leonard Zorn

1860年2月18日生まれ、1920年8月22日没。スウェーデンの画家。エッチング版画や彫刻も。

ja.wikipedia.org

artsandculture.google.com

 

ホアキン・ソローリャ(Joaquín Sorolla)

1863年2月27日生まれ、1923年8月10日没。スペインの画家。油彩の肖像画、風景画など。

ja.wikipedia.org

artsandculture.google.com

以上の3名は、どれも遠目から見るとリアルなのに、近づいてみると意外に荒いというかあまり筆を重ねていない?タッチという共通点のある画家。最小限の手数(てかず)でリアルに見せる技術、そのモノを見る目の力に本当に憧れます…。

 

次はイラストレーターの方々を。

 

ジョセフ・クリスチャン・ライエンデッカー(Joseph Christian Leyendecker)

1874年3月23日生まれ、1951年7月25日没。アメリカのイラストレーター。雑誌の表紙絵などで人気を博しました。

ja.wikipedia.org

artsandculture.google.com

その昔私が知った頃は画集も輸入しかなかったのですが、今は日本語版や安価な画集も出ています。Twitterなんかでも度々バズって知名度はぐっと上がった気がしますし、タッチを真似ている人も結構見かけるようになりましたね。リアルさを保ちながらもデフォルメされた独特な塗り方で、私も強く憧れました。

 

ドリュー・ストルーザン(Drew Struzan)

1947年3月18日生まれ(存命)。アメリカのイラストレーター。映画のポスターなどを多く手掛けました。

en.wikipedia.org

www.drewstruzan.com

Wikiには殆ど絵の掲載がないので公式サイトを。(分かりにくいですが上の赤字の「Illustrated Works」をクリック。)スターウォーズハリーポッターなどの映画の絵を手掛けてきた方で、名前は知らずとも多くの人が目にしたことがあるはず。これをアナログで描いているのは驚きです…。

 

アダム・ヒューズ(Adam Hughes)

1976年5月5日生まれ(存命)。アメリカン・コミック・アーティスト。

en.wikipedia.org

デジタル塗りの作品が多いですが、勿論画力の高さはズバ抜けているので一緒に紹介。恐ろしく洗練された線画だなあと見惚れてしまいます。

 

以上は人物画メインでしたが、一人だけちょっと毛色が違う風景画家も。画集は今後も手放せないだろうなあと思うので。

 

エドワード・ホッパー(Edward Hopper)

1882年7月22日生まれ、1967年5月15日没。20世紀のアメリカの画家。油彩でアメリカの都会と田舎の風景を多く描いた。

ja.wikipedia.org

artsandculture.google.com

代表的な作品の「ナイト・ホークス」は見たことがある人も多いのでは。初めてその絵を見たのはwebページに載っていた小さなサムネイルだったのですが、なんとも言えない色使いや雰囲気に一目で心を奪われ、気づいたら画集を2冊も注文していました。なんてことのない風景画でも、どれも孤独感というか、もの悲しいような、薄っすら不安を感じるような雰囲気が漂っているように感じます。

 

さて、本当はまだ紹介しきれていないので歯がゆいですが、今回はこれくらいにしておきたいと思います。

最近はデジタルイラストでも古典西洋画のようなリアルなライティングを意識した絵を描く・描きたいという人が多いようですし、紹介した画家たちの作品はきっと勉強にもなるはず。知らなかった人は是非、画集でなくてもweb上で絵を探して見てみてくださいね。

 

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